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【クローゼットで出番を待ちわびる「お気に入り」】

こんにちは。
南洋社クリーニング店長
のりーにんぐです!

「お気に入りだから着ないんです」

うちのお店に来店されて
あるお客さんがふと、つぶやいた一言。

またあるとき、別のお客さんとの会話。

「この服すてきですね」
「でもね、めったに着れないの」
「どうしてですか?」
「着たら汚れるもの。お気に入りなのに。
だから、とっておきの日しか着れない」
「年にどれくらい?」
「うーん、年に一回?」

こんな会話をお客さんとすると、ぼくは切なくなります。
いや、切ないというか、もったいない。
いや、もったいないというか、逆ですよぅー!

なんでもない日や、ちょっとしたお出かけの日に、
大好きなお気に入りの服を積極的に着ることで
「とっておきの日」が増えるんです。
ぼくはそう思っています。

「でも、汚したらイヤです」
その気持ち、わかります。

だけど・・・、大事にされすぎるがあまりに
ほとんど袖を通されることなく
ずーーーーーっと
出番をクローゼットで待ち続ける服の気持ちを考えてみたら。

ああ、もったいない。切ない。モヤモヤ。

と、ファッションが大好きなぼくは、
つい服たちに「肩入れ」しまうのでした。

縁あってあなたのクローゼットにやってきた服は
あなたに着てほしいはずです。
はじめて試着室で袖をとおしたときみたいに
嬉しそうなあなたの笑顔を再現できるのにな・・・

服も靴も、とにかくファッションがぼくは大好きです。
なので、お気に入りを汚したくない気持ち、わかります。

汚したらだいなしだから、と気後れして
お気に入りの服をステイホームさせるより
思い切って「フツーの日」に着てみることをオススメします。

ふしぎと、楽しくなっちゃうんです。
ふしぎと、元気になっちゃうんです。

うっかり汚してもシミつけても、大丈夫です。
ぼくがよみがえらせます。

安心して、お気に入りの服との思い出を
増やしてくださいね。

南洋社クリーニング 
のりーにんぐ

『買ってきてくれたの?!』

★★27年目、叶っていた夢(1)★★

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