★★27年目、叶っていた夢（２）★★
「休める分際じゃない」と思ってた
仕事を休むと罪悪感にかられてた。
いっそ、ずっと働いてたほうがラクでした。
でもそんな生活だと
離れて暮らす息子には会えない。
息子はいま小学生。思春期になれば
じきに父親と遊んでくれなくなるだろう。
そんな日が来るまでにたくさん会って、
遊んでほしいのに（←ぼくが）
休んで息子に会いにいくと、
いたたまれなさ、申し訳なさを感じる。
仕事に対する言いようのない罪悪感。
ある日
「のりーにんぐさん、いつ休んでるんですか？」
と知り合いに訊かれて、
ふと出てきた言葉は
「休める分際じゃないから・・・」
ぶ、「分際」ってなんだよ〜！（自己の心の声）
2年くらい前まで
完全に仕事漬けの沼にハマってました。
でも、ぼくにとって大切なものってなんだろう？
とじっくり考えてみたら、
・息子とすごす時間
・ラジオなどでの自己表現する時間
・大切なお客さんの愚痴を聴く時間
（お客さんの愚痴を聴くの、好きなんです）
だったな、と。
それに気づいて、忙しい毎日から
大切な時間の優先度をすこしずつ
上げていきました。
ぼくじゃなくてもOKなことは他に任せて
ぼくじゃないとだめなことは死守する。
息子と会う時間とか、
心に栄養をあげる時間とか。
旅行にろくろく行けなかったぼくが変わったのは、
あるルーチンを取り入れたから。
ぼくが取り入れた「ルーチン」は、地味です。
「諦めない」というルーチン。
せっかちで、すぐに成果をほしがって、
結果がなかなか出ないと諦めがちだったぼくが、
「諦めない」を始めました。
なかなか息子に会えなくても、諦めない。
なかなか仕事が回らないけど、諦めない。
できることを地味〜にやって、
「しないと決めたこと」を地味〜に手放して
を、繰り返す。
諦めないって、超地味です。
でも、諦めないを２年くらいコツコツ続けていたら、
今まで春休みや夏休みの長期休みだけ
年に３回会えればいいほうだった息子と、
２ヶ月に１回以上も会えるようになりました。
仕事がすこしずつ回ってきて、
旅行も楽しめるようになりました。
２年以上かかったけれど、
それまで27年もの間
ぐるぐるしてたことを思えば、たった2年で
激変したなぁと思います。
余談
この2年の取り組みは地味ですが
髪色はやや派手になりました。笑
南洋社クリーニング
のりーにんぐ